
目次
- 歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)とは?仕組み・メリット・リスクまで丁寧に解説
- 歯科矯正用アンカースクリューとは?【まず知りたい基礎知識】
- 歯科矯正用アンカースクリューを使う目的【なぜ必要?】
- 歯科矯正用アンカースクリューのメリット【効率化・仕上がりが向上】
- 歯科矯正用アンカースクリューのデメリット・リスク
- 歯科矯正用アンカースクリューは痛い?【処置の流れと痛み】
- 処置の流れと所要時間
- リスクと、それを防ぐための備え
- どんな症例で歯科矯正用アンカースクリューが必要?【適応の代表例】
- 当院で扱う歯科矯正用アンカースクリューの種類
- どこに入れる?【代表的な埋入位置】
- 歯科矯正用アンカースクリューの安全性【成功率と注意点】
- トラブルが起きたときの対応
- 治療中の注意点とお手入れ
- 当院での歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療の特徴
- まとめ:アンカースクリューは安全・確実で効果的な治療法
- よくあるご質問
歯科矯正用アンカースクリュー(TAD)とは?仕組み・メリット・リスクまで丁寧に解説
こんにちは、柏の葉キャンパス矯正歯科の院長の小松です。
「矯正で歯を大きく動かすには、アンカースクリューが必要と言われた」 「あごの骨にネジを入れると聞いて不安になった」 「痛みはあるのか、費用はいくらかかるのか知りたい」
歯科矯正用アンカースクリューは、矯正治療で歯を動かすための「固定源」として使う小さなネジです。名前だけ聞くと怖い印象を持たれる方が多いのですが、局所麻酔下で10分程度で終わる処置で、治療が終われば取り外します。
この装置を使うことで、従来は難しかった前歯を大きく後退させる動きや奥歯を後方へ動かす動きが可能になり、抜歯を避けられるケースも出てきました。
この記事では、アンカースクリューの仕組みから、実際の処置の流れ、痛み、リスク、費用の考え方まで、当院での使い方を交えて解説します。
歯科矯正用アンカースクリューとは?【まず知りたい基礎知識】
歯科矯正用アンカースクリュー(TAD:Temporary Anchorage Device)は、矯正治療のために歯ぐきの骨に一時的に固定する 非常に小さなチタン製のスクリュー です。
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直径:1.2〜2mm
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長さ:6〜12mm
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素材:チタン(アレルギー反応が出にくい)
処置は数分から10分程度で終了し、矯正治療が終われば簡単に除去することができます。
取り外した後に大きな痕が残ることはほとんどなく、患者さんの負担が少ないことも大きな特徴です。
歯科矯正用アンカースクリューを使う目的【なぜ必要?】
矯正治療では「どの歯を、どの方向に、どれくらい動かすか」が非常に重要です。従来の方法では奥歯やゴムを固定源として利用していましたが、以下の課題がありました。
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固定している奥歯が想定外に動いてしまい、治療計画どおり進みにくい
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大きく歯を動かしたいときに力が不足しやすい
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歯の動きを1本ずつ行うために、治療期間が長くなる
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ゴムを使う場合、患者さんの協力度に依存してしまう
歯科矯正用アンカースクリューを使うことで、
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動かしたい歯だけをピンポイントで
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狙った方向に正確に
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奥歯に負担をかけずに
移動させることが可能になります。
特に成人は骨が硬いため、症例によっては歯科矯正用アンカースクリューの有無が治療の結果に大きく影響します。
歯科矯正用アンカースクリューのメリット【効率化・仕上がりが向上】
① 歯のコントロールが格段に良くなる
歯科矯正用アンカースクリューは骨に直接固定されるため、矯正力がダイレクトに目的の歯へ伝わります。
そのため、従来の矯正治療で起こりやすかった「歯が意図しない方向に動く」「反作用で奥歯がずれる」という問題を抑えることができます。
また、歯の動きが予測しやすくなるため、治療計画の精度も向上し、仕上がりの安定性が高まるのも大きなメリットです。
とくに大人の矯正では、骨が硬く動きにくいケースが多いため、歯科矯正用アンカースクリューの安定した固定源は非常に有効です。
さらに、細かい角度調整や特定の歯だけの移動など、高度で繊細な歯のコントロールが可能になるため、審美面・機能面の両方で高い治療結果が期待できます。
② 前歯の後退(出っ歯・口ゴボ改善)に非常に有効
前歯をしっかり下げたい場合、従来の方法では奥歯が前に動いてしまい、十分な後退量が得られないことが問題でした。
歯科矯正用アンカースクリューを固定源として利用することで、奥歯をしっかり固定しながら前歯だけを後方へ動かせるため、
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出っ歯の改善
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口元の突出(口ゴボ)の改善
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横顔のEラインの改善
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口を閉じにくい症状の改善
など、横顔のバランスに直結する重要な治療が可能になります。
特に、口元の審美性を気にする高校生・20〜30代の女性からのニーズが近年増加しており、SNSでも注目されている治療領域です。
歯科矯正用アンカースクリューを用いることで、ワイヤー矯正・マウスピース型矯正装置のどちらでも、より確実かつ効率よく前歯の後退が行えます。
出っ歯の治療全体については、[出っ歯(上顎前突)の矯正治療|抜歯は必要?費用・期間]で解説しています。
③ 奥歯の後方移動(大臼歯遠心移動)が可能
奥歯を後ろに下げる「大臼歯遠心移動」は、矯正治療の中でもっとも難しい動きの一つです。
従来の治療方法では奥歯がしっかりと固定できないため、十分な移動量を確保できないケースが多く見られました。
歯科矯正用アンカースクリューを使用することで、
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奥歯を後方へ移動するための固定源となる
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下がった奥歯が前に戻る “後戻り” を抑えやすい
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大きな歯の動きを伴う複雑な症例にも対応できる
といったメリットがあります。今回参加したセミナーでも重要なトピックスとして紹介されていました。
奥歯の後退はスペース確保にもつながるため、前歯の後退量を増やしたい症例や、非抜歯治療を検討したいケースでも非常に有効です。
特に成人矯正では奥歯の移動が難しいことが多いため、歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療は大きな武器になります。
④ 非抜歯の可能性が広がる
歯並びがガタついている場合、従来はスペースを確保するために抜歯が必要になるケースが多くありました。
しかし、歯科矯正用アンカースクリューを使用することで奥歯を後方へ移動できたり、前歯の位置を適正範囲まで調整できるため、
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抜歯の必要性が減る
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歯をできるだけ残したい方に適した治療が可能
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歯列弓の形態をきれいに広げやすい
という利点があります。
もちろんすべての症例で非抜歯になるわけではありませんが、「なるべく抜歯は避けたい」という患者さんの希望に応えられる選択肢が広がることは大きなメリットです。
⑤ 治療期間が短縮される場合がある
歯科矯正用アンカースクリューが固定源となることで歯の動きが効率化され、結果として治療期間の短縮につながることがあります。
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歯の動きが安定しやすい
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“反作用” が減り、無駄な動きが起こらない
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特定の歯を同時に動かすことができる
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動的治療期間が短縮されるケースがある
など、患者さんにとってメリットの多いポイントです。
特に成人矯正では、歯の動きがゆっくりになる傾向があるため、歯科矯正用アンカースクリューを併用することで効率が大幅に改善することが多いです。
また、治療期間の短縮は、装置を付けている期間が短くなるという心理的メリットにもつながります。
結果として、患者満足度の向上にも寄与する治療法 だと言えます。
歯科矯正用アンカースクリューのデメリット・リスク
セミナーでも強調されていましたが、歯科矯正用アンカースクリューには正しい理解が欠かせません。
① 適応症例の見極めが必要
すべての患者さんに必要なわけではありません。
骨の厚み、歯並び、治療目標などを総合的に判断します。
② まれに外れることがある
一般的な成功率は80〜90%とされていますが、骨質や清掃状態により外れることがあります。
ただし、外れた場合も焦る必要はありません。状況に応じて再埋入が可能です。
③ 軽度の違和感
埋入直後は押されるような感覚がありますが、多くの場合1〜3日で消失します。
④ プラークがつきやすい
清掃不足は炎症の原因となるため、日常のケアが非常に大切です。
歯科矯正用アンカースクリューは痛い?【処置の流れと痛み】
■ 痛みについて
局所麻酔を使用するため、埋入中の痛みはほぼありません。
術後も軽い違和感程度で、強い痛みはほとんどみられません。
処置の流れと所要時間
アンカースクリューの埋入は、次の流れで行います。
1. 事前の精密検査(CT撮影) 最も重要なのがこの工程です。歯科用CTで骨の厚み・歯の根の位置・血管や神経の走行を確認し、どこに・どの角度で・どの深さまで入れるかを事前に決定します。当院では必要に応じてサージカルガイド(埋入位置を正確に再現するための装置)も使用します。
2. 表面麻酔・局所麻酔 歯ぐきの表面に麻酔薬を塗り、その後に局所麻酔を行います。表面麻酔を使うことで、麻酔注射自体の痛みも抑えられます。
3. 埋入 専用のドライバーでスクリューをゆっくりと入れていきます。切開や縫合は通常必要ありません。
4. 安定確認 約1か月後に安定を確認し、矯正力をかけ始めます。
所要時間の目安:1本あたり5〜10分程度です。麻酔の時間を含めても、通常の矯正調整と同じ枠内で終わります。
リスクと、それを防ぐための備え
アンカースクリューは安全性の高い装置ですが、起こりうることは事前に知っておいていただきたいと考えています。
① 脱落(緩んで抜ける) 最も多いトラブルです。骨が柔らかい、清掃不足による炎症、強い力がかかったなどが原因です。成功率は一般に80〜90%とされており、外れた場合は少し離れた位置に再埋入することで治療を継続できます。
② スクリュー周囲炎(感染) スクリューの周りに汚れが溜まると歯ぐきが炎症を起こします。予防は日々の清掃に尽きます。
③ 歯根接触 埋入時にスクリューが歯の根に触れてしまうリスクです。**事前のCT撮影と埋入位置の設計で、このリスクは大幅に下げられます。**当院がCTによる術前確認を必ず行っているのはこのためです。
④ スクリューの破折 非常にまれですが、細いスクリューが折れることがあります。骨質や埋入トルクの管理で予防します。
スクリュー周囲炎を防ぐ歯磨きのコツ
- 専用のタフトブラシ(毛束が小さい歯ブラシ)を使い、スクリューの根元を優しく磨きます
- 力を入れてゴシゴシ磨くと、かえって緩む原因になります
- 食後のうがいを習慣にしてください
- 舌で触る癖がある方は意識して控えてください
こんなときはご連絡ください
- スクリューがグラグラする感じがする
- 痛みが5〜7日以上続く、または悪化している
- 歯ぐきが赤く腫れている、押すと痛い
- 白い膿のようなものが見える
早い段階で対応できれば、多くの場合は大きな問題になりません。
どんな症例で歯科矯正用アンカースクリューが必要?【適応の代表例】
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出っ歯で前歯をしっかり下げたい
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奥歯の後方移動が必要
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垂直的な歯の圧下
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非抜歯希望でスペース不足
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成人で大きな歯の移動が必要
診断時の各種検査をもとに、必要性を判断します。
当院で扱う歯科矯正用アンカースクリューの種類
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ミニスクリュー(多くの症例で用います)
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MSE(口蓋拡大のための特殊装置です)
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スライダーシステム(大きな移動量が必要な症例向け)

患者さんの骨格や治療目標に合わせて選択しています。
どこに入れる?【代表的な埋入位置】
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上あご犬歯〜小臼歯部
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上顎口蓋(中央の硬い部分)
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下あご小臼歯部
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奥歯の後方
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必要に応じた特殊部位
特に口蓋スクリューは成功率が高く、長期安定しやすい部位として注目されています。
歯科矯正用アンカースクリューの安全性【成功率と注意点】
歯科矯正用アンカースクリューは世界中で使用され、安全性の高い治療法です。
成功率は一般的に 80〜90%以上。
成功率向上のためには以下が重要です。
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清潔な環境での処置
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適切な角度・深さでの埋入
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丁寧な毎日の清掃
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定期メンテナンス
当院ではCBCT(歯科用CT)による位置確認を行ったうえで処置しています。
トラブルが起きたときの対応
● 外れた
歯科矯正用アンカースクリューが外れることは決して珍しいことではなく、一定の割合で起こりうる現象です。
外れる原因としては、以下のようなものが考えられます。
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骨が柔らかく、スクリューが安定しづらい
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清掃不足による軽度の炎症
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食事中に無意識に強い力がかかった
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歯ぎしり・食いしばりの癖
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体質によるもの
多くの場合、外れたとしても大きな問題にはなりません。
炎症や痛みがなければ、少し離れた場所に 再度スクリューを埋入することで治療を継続できます。
また、外れた状態を放置したまま矯正を進めると治療計画に影響が出る可能性がありますので、外れたことに気づいたら早めにご連絡いただければ、適切に対応いたします。
● 痛み
歯科矯正用アンカースクリュー周囲の軽度の痛みや違和感は、治療初期〜数日間に起こりやすい症状です。
通常は、以下のように自然に落ち着くことがほとんどです。
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「押されるような感じ」
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「噛んだときに少し響く」
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「口内炎のような軽い違和感」
しかし、痛みが 5〜7日以上続く場合 や徐々に悪化していく場合は、炎症が起きている可能性があります。
その際は無理に我慢せず、ご相談ください。
原因に応じて、
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清掃方法の見直し
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軽度の炎症に対する処置
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場合により歯科矯正用アンカースクリューの位置の変更
など、適切な対応を行うことで痛みは改善します。
大切なのは、気になる症状があるときに早めにご相談いただくことです。
● 腫れ
歯科矯正用アンカースクリュー周囲が腫れる場合、細菌感染や清掃不足による局所的な炎症 が原因であることがあります。
腫れがある場合には次のようなサインがみられます。
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歯ぐきが赤い、腫れている
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押すと痛みがある
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周りに白い膿のようなものが見える
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発赤が広がってきている
このような症状がある場合は、放置すると炎症が強くなる可能性がありますので、早めの受診をおすすめします。
早期に処置を行うことで、
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スクリュー周囲の洗浄
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必要に応じた薬の処方
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患部のケア方法の指導
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それでも炎症が強い場合はスクリューの位置変更
など、適切かつ迅速な対応が可能です。
ほとんどの場合、初期の段階で対処すれば大きな問題につながることはありません。
治療中の注意点とお手入れ
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専用ブラシで優しく清掃
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舌で触らない
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食後は必ずうがい
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指示された来院日を守る
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毎日の丁寧なケア
成功のカギは、患者さんの日々のセルフケアにあります。
当院での歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療の特徴
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矯正治療を専門とする歯科医師による診断
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歯科用CTで術前に位置確認と術前シミュレーションを必ず行います
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必要に応じてサージカルガイドを使用します
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痛みに配慮した処置です。必ず表面麻酔を使用します。
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セミナー参加により知識を常にアップデートしています
患者さん一人ひとりの希望に寄り添った治療を提供しています。
まとめ:アンカースクリューは安全・確実で効果的な治療法
歯科矯正用アンカースクリューは、狙った歯を正確に動かせる非常に優れた固定源 です。
特に成人矯正で大きな動きを必要とするケース、口元の改善を求める方にとって大きなメリットがあります。
当院では、最新の知識を取り入れながら、患者さんの理想に近づける治療を提供できるよう、今後も常に学び続けてまいります。
よくあるご質問
Q1. アンカースクリューの埋入は痛いですか?
局所麻酔を使用するため、処置中の痛みはほとんどありません。麻酔が切れた後に数日間、押されるような軽い違和感や圧迫感を感じることがありますが、強い痛みが続くことはまれです。多くの患者さまが「思ったより楽だった」とおっしゃいます。痛みが心配な方には、表面麻酔を併用して注射時の痛みも抑えています。
Q2. アンカースクリューはどのくらいの期間、入れておくのですか?
治療内容によって異なりますが、平均するとおおむね1年前後です。目的とする歯の移動が完了した時点で撤去します。矯正治療の全期間にわたって入れ続けるわけではありません。
Q3. 撤去するときは痛いですか?跡は残りますか?
撤去は埋入よりも短時間で終わり、麻酔が不要なことも多い処置です。取り外した後の穴は数週間で自然にふさがり、大きな跡が残ることはほとんどありません。
Q4. アンカースクリューの費用はどのくらいかかりますか?
矯正治療費に含まれる場合と、別途費用がかかる場合があります。当院では初回カウンセリングと精密検査後の治療計画のご説明時に、必要性と費用を明確にお伝えしています。
Q5. 金属アレルギーがあるのですが使えますか?
アンカースクリューはチタン製です。チタンは体との親和性が高くアレルギー反応が起きにくい金属として、人工関節や歯科インプラントにも広く使われています。ただしご心配な場合は、事前にお申し出ください。
Q6. マウスピース型矯正装置でもアンカースクリューは使えますか?
はい、使用できます。マウスピース型矯正装置は奥歯を後方へ移動させる動きが得意ですが、アンカースクリューを併用することでより確実な固定源が得られ、対応できる症例の幅が広がります。
Q7. アンカースクリューを入れた後、食事に制限はありますか?
基本的に制限はありません。ただし、硬いものを勢いよく噛んだり、粘着性の強い食べ物(ガム・キャラメルなど)でスクリューに強い力がかかると脱落の原因になることがあるため、その周辺では注意してお召し上がりください。
Q8. アンカースクリューは必ず使わないといけませんか?
いいえ、すべての方に必要なわけではありません。骨の厚み・歯並び・治療目標を総合的に判断し、使用することで治療結果が明確に良くなる場合にご提案しています。必要性については精密検査の結果とあわせてご説明します。




