
目次
「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」という言葉を聞いたことがありますか?
一般的には「出っ歯」と呼ばれることが多い状態ですが、
実際には歯の位置だけでなく、骨格や筋肉、生活習慣など、さまざまな要因が関係しています。
柏の葉キャンパス矯正歯科では、見た目の改善だけでなく、
「噛む」「話す」「呼吸する」といった機能面まで含めた総合的な治療を行っています。
今回は、上顎前突の特徴や原因、治療方法について詳しくご紹介します。
🔍 上顎前突とは?〜出っ歯に見える理由〜
上顎前突とは、上あごや上の前歯が、下の歯や下あごより前方に出ている状態を指します。
「口元が出ている」「前歯が閉じない」「笑うと歯ぐきが見える」といった見た目の特徴があり、
横顔の印象にも大きく影響します。
特に日本人は骨格的に上あごが前に出やすく、
歯並びだけでなく、Eライン(鼻先とあご先を結んだ線)から口元が出ることで
口元全体が前方に見えることがあります。
🧬 上顎前突の主な原因
上顎前突は、ひとつの原因だけではなく、複数の要因が組み合わさって起こることが多いです。
① 歯の位置が原因(歯性上顎前突)
上の前歯が前に傾いて生えているタイプです。
指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖(舌突出癖)などが長く続くことで、
徐々に歯が前に押し出されてしまいます。
➡ 比較的軽度な場合が多く、マウスピース型矯正装置(アライナー)やワイヤー矯正装置などで改善できるケースも多いです。
② あごの骨格が原因(骨格性上顎前突)
上あごの骨自体が前方に成長している、
または下あごの成長が弱く後方に位置しているタイプです。
この場合、見た目の印象に強く影響するため、早期の診断がとても重要です。
➡ 成長期であれば、顎の成長をコントロールする装置で改善できることもあります。
③ 口腔周囲筋や生活習慣の影響
「ポカン口」や「舌の位置が低い」など、
口の周りの筋肉バランスが崩れていることも大きな要因の一つです。
特に、鼻呼吸が苦手で常に口が開いていると、
上の歯が前に出ていきやすくなります。
➡ 当院では、必要に応じてMFT(口腔筋機能療法)を取り入れ、
正しい舌の位置や呼吸習慣の改善もサポートしています。
👀 上顎前突による影響
上顎前突は「見た目の悩み」だけではありません。
放置しておくと、以下のような機能的トラブルを引き起こすことがあります。
-
前歯で食べ物を噛み切りにくい
- 外傷のリスク
-
唇が閉じにくく、口呼吸になりやすい
-
口の中が乾燥しやすく、虫歯や歯肉炎のリスクが上がる
-
発音に影響が出る(「さ行」「た行」など)
-
唇が出て見えることで、顔全体のバランスが崩れる
つまり、上顎前突は見た目・機能・健康のすべてに関わる問題なのです。
💡 治療のタイミングと方法
上顎前突の治療は、年齢や成長のステージによってアプローチが異なります。
👧 子どもの場合(1期治療)
あごの成長を利用して、上あごと下あごのバランスを整えることができます。
取り外し式の装置やマウスピース型矯正装置を使い、
呼吸や舌の位置を意識したトレーニングも併用します。
👉 成長期の治療は、骨格そのものを整えるチャンスです。
🧑 中高生〜大人の場合(2期治療)
永久歯が生えそろった段階では、主に歯を動かして改善します。
マウスピース型矯正装置やワイヤー矯正装置などで
歯列全体をコントロールし、口元のバランスを整えます。
症状によっては、口元をすっきり見せるために抜歯を併用することもあります。
当院では、フェイシャルスキャナーやCTを用いて、
骨格的な分析を行いながら「見た目と機能の両立」を目指しています。
当院では初診は60分枠でしっかりとカウンセリングをさせていただきます。まずはご相談ください!



